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絵本を読むとお金持ちになれる?!

子育てに必要な三つのポイント

世の中が教育フィーバーで、本当に色々なお子育て論があり、正解はないとは思いますが、私が尊敬してやまないUSJをV字回復させたマーケッターの森岡毅さんがご自身の子育て論で「親が子に与えれるのは”愛情”、”視野”、”経済力”の3つしかないとおっしゃっていて、私の中ではとても腑に落ち、その3つを与えられるよう頑張ることを心に決めました。

まず、森岡さんの子育て論の3つのポイントを紹介したいと思います。

1.愛情

親の愛情は見返りのいらない絶対的なものです。子供は「なにがあっても愛されている、自分の味方」だと思えることで、精神的に安定し、困難な状況に置かれても、正しい心持ちで立ち向かえる可能性が高くなります。

2.視野

様々な場所に連れて行ってあげたり、質問に答えたりと、親は子供の実際見える世界、心の世界を広げられます。世界が広ければ広いだけ、子供は自分が夢中になることに出会う可能性が高くなります。

3.経済力

当然お金=幸せではないのですが、子育てにはお金がかかるのは事実です。おもちゃにしても、習い事にしても、旅行にしても、とにかくお金がかかります。無闇にお金を与えるのは逆効果ですが、本当に好きで努力していることがあれば出来るだけ応援したいのが親です。それには経済力が必要です。

確かに自分の子供とはいえ、自分とは違う人間なので、どんな人生を歩むかは本人が決めることで、親としてはいろいろ押し付けるのではなく、上記の3つを与え、幸せを祈って、自立を応援していくしかないなあ、としみじみしました。

それでも、「どういう風に与えるの?」というのは悩むところではあります。

絵本で愛情を与え視野を広げる

娘はまだ3歳。正直仕事も忙しいし、時にはサボっったりとゆるーく子育てがしたく、娘にもまだまだのびのびして欲しいという思いがあり、あまり習い事とか、気が進まないのです。

絵本は、0歳の時から移動中とか、ぐずった時に読んでいて、娘自身が楽しそうにしていました。今では毎日自分で本棚から何冊か選んで、読んで読んでとせがむくらい好きらしいです。一人で絵本の絵を見て、それっぽい話を作り出している時もあり、とても驚きました。

私も読み聞かせしているうちに、絵本にすっかり虜になり、デザインと内容はもちろんのこと、作者、出版社、絵本市場など絵本に纏わる全てに興味を持っています。

自分自身の経験上、絵本は紛れもなく、一緒に読んでいて親子でコミュニケーションが取れるから愛情が育ちますし、絵本の内容に興味を持ち、視野も広がると思っています。しかも、絵本を読む子は年収も高いという研究結果もありますので、自立をするための経済力という種も撒いているというおまけもついています。

今回は、特に絵本と年収の関係をもう少し深堀りしたいと思います!

読解力・論理的思考能力・知的好奇心は読書で培われる

近年、少子化に伴い、一人当たり教育費は年々増えております。どんな教育が将来に役立つのかは諸説あり、最近よく叫ばれているのが「英語」と「プログラミング」です。でもよく考えてみますと、どっちも習得するためには、「読解力」、「論理的思考能力」そして単純に「知的好奇心」が必要で、それらはすべて読書で養われる能力なのです。

「読解力」「論理的思考能力」が高く、「知的好奇心」が強い人は、生涯年収が高いケースが多いです。

読書と年収は比例するというデータは数多くあり、PRESIDENTの読書と年収が比例する調査では、

  • 年収500万〜800万層:1日あたり平均5〜30分の読書
  • 年収1500万層:30分以上の読書

Economic Journalによる読書と年収が比例するデータでは、義務教育で読む本以上に本を読む人は年収が21%高いという結果が出ております。

読書体験の始まりは絵本から

読書は積み重ねで、小さい時から本が好きでないと、いきなり好きになることはほぼなく、小さい頃から本に触れさせることはとても大事です。

先ほどの「英語」と「プログラミング」やそれ以外の習い事は、子供の性格、趣味によってはそもそも好きになれない可能性が十分あり、無理やりにやらせたら親も子供も疲れますが、絵本は私が知る限り、読んでいる時はみんなすっごく楽しそうなんです。

それで収入が上がるというのなら、そんないいものって世の中になかなかないですよね。

再度強調しますが、お金があればあるほど幸せということではないのですが、社会で生きていくためには最低限の経済力は必須で、プラス余裕があるだけと趣味と欲しいものに使うお金ができ、結果的に幸せになる可能性が高いのです。

私たちえほんポケットは、絵本の良さを実感しているこそ、子供達に絵本に触れる機会を増やし、世の中に読書好きな子供を増やしていきたいです!

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